文豪ストレイドッグス 55Minutes (著)朝霧 カフカ 感想

主人公の敦は探偵仲間と横浜近海のとある島へ訪れる小型船上から物語は始まります。
そこは法も秩序もない無法地帯の航海する島にどこの国にも属さない超大型船です。日夜富豪が豪遊できる施設が入っている近代技術が詰まった動く島スタンダード島です。
三人組の盗賊退治に依頼を受けた敦たち探偵は、その島を護る軍人に行く手を阻まれてしまい、三人組の盗賊を追走を許さなかった。どうやら入ってはいけない禁止区域というのがありそこへ盗賊が逃げ込んだからです。三人組の中に壁抜けの異能力者がいたため追跡は困難をきたしたそのとき、あの男はある情報をもって敦の前に現れました。
だが、もっとも恐ろしいのはこの島に隠された異能兵器が保管されていたことでした。その威力はすさまじく、かつて異能戦争がおこなわれたときに使用されたとされる兵器です。その兵器を奪うために一人の人物が潜入していました。
特殊な異能力を持つH.G.ウェルズです。
なにもわからない状況の敦は異能兵器が誰かの手によって起動してしまい、食い止めることができなかった。
すべてを焼き尽くす異能兵器にウェルズはタイムスリップができる能力で敦を55分前に戻しました。
この世界を焼き尽くす異能兵器を起動させないようにしてくれ、とウェルズは頼み敦は一人未来を知る男として過去へ戻ります。
目を開くと島へ向かう途中の船上に敦はいました。
仲間の探偵国木田に事情を話したり、三人組の盗賊の手を借りたり、異能兵器を強奪されないように手を組んだりと、事情をしる敦の奮闘と鬼気迫る場面が盛りだくさんです。
そんなとき、真相へたどり着く太宰に異能兵器が起動させた黒幕の刃が敦の目の前で貫いた。
敦はその黒幕に驚愕するが、倒さなければすべてを焼き尽くす異能兵器が起動してしまい、大切な仲間も死んでしまうのを阻止しようと全力で虎の異能を発動させたが、そこへかつてからの因縁の芥川が介入して敦に黒衣の刃が向くが、黒幕の存在をただ毛嫌いして二人で共闘するところが実にいいです。