店長・エリアマネージャーが知っておきたいPOSデータの使い方 (著)石井 真人 感想

仕事でのスキルを向上させたいと思い、データ分析の力を身に付けるために購入しました。
当該本では、小売店におけるデータ分析の必要性と活用術について述べられていました。来店する顧客との取引履歴をデータ分析すると、店の業績把握のみならず、何が店の業績を引っ張るエース商品なのかを把握したり、どの商品をどれだけ売れば利益が出せるかを把握したり、販売する商品の最適な組み合わせを想定すること等が可能になる事が分かりました。事実をつかむだけでなく、経営戦略を組み立てる事にデータ分析が役立てられると知れたのは、大きな発見でした。
様々な分析方法が示されている中、今後に活かせそうな分析手法はABC分析だと思いました。販売している商品の売上に占める割合を算出し、売上の7~80%を占める商品をAランクとし、7~90%の範囲をBランクとし、90%を超える範囲をCランクとして分類すると、どの商品を主力として売っていけば良いかが分かります。また、BランクやCランクの商品の売上を伸ばすために必要な施策を考えるのに役立ちます。また、売上ではなく利益も考慮した商品の分類ができると、より詳細な主力商品について把握できます。ABC分析をすると、ただ商品を売れば良いという安易な考えが消えます。戦略的に商品を売る楽しさを身に付けられそうな気がし、とてもワクワクすることができました。
当該本では実際にExcelを用いて分析方法を示しており、すぐに実践できる構成になっていました。本を読みながらExcelをいじったため、データ分析の実戦力も鍛える事ができました。