スナックの歩き方 (著) 玉袋筋太郎 感想

街中で当たり前に見かけるスナックという場所は、私にとって非常に気になる存在であったのですが一度も行ったことがありませんでした。

『スナックの歩き方』は、そんなスナックについて分かりやすく解説している本です。著者は芸人であり、「スナックの達人」でもある玉袋筋太郎さんですので、柔らかい語り口で一気に読めてしまいます。

スナックの歴史や、実はコンビニよりも店舗数が多いという意外な事実が紹介されていたり、お店での振る舞い方も丁寧に教えてくれます。

スナックはもちろんお酒を飲む場所ではあるのですが、他の飲み屋さんと異なるのは、ママやマスターなどとのコミュニケーションが重視される点でした。

ママのこれまでの人生経験が聴けたり、他のお客さんからインターネットには出ていない濃い情報を得られるのも、ただ飲むだけではないスナックの魅力です。

そしてスナックを楽しむためには、まずは自分がスナックにとって良いお客になる必要がありますので、立ち振舞いや話題の選び方も学ぶことが出来るのが、スナックが大人の社交場と言われる理由なのだと思いました。

最近はスナックに通う女性が増えていたりと、スナック業界がまた盛り上がりを見せているそうです。

近所のスナックを入り口としてから、旅先でスナックに入ってみるというのもより濃密な旅の思い出になります。